先の支出に備える

固定費と特別費を分けて、生活費の予算を決める

家賃や通信費、帰省や新学期の費用を、毎日の買いものと一緒に数えると、今いくら使えるかがわかりにくくなります。こはる家計簿では、先に取り置くお金と日々の生活費を分けて管理します。

生活費・固定費・特別費はどう分ける?

ここでは、こはる家計簿で予算を分けるときの使い方を紹介します。家庭によって扱い方は異なるので、同じ費用を毎回同じルールで記録することを優先してください。

区分使い方の例こはるでの扱い
生活費食費・日用品などの日々の支出記録すると生活費の残りから差し引く
固定費家賃・通信費など定期的な支払い予算で取り置き、実際の支払いを別に記録
特別費帰省・新学期・家電の買い替えなど目標と取り置きを記録し、支払い時に取り置き分を使う

「光熱費」「通信費」などの分類と、固定費としての管理は別の項目です。固定費の支払いにも分類を付けて、分析で使いみちを確かめられます。

6万円の予定に、6回に分けて取り置く例

たとえば6周期後の帰省に60,000円を確保したい場合、60,000 ÷ 6 = 10,000円を1周期あたりの取り置きの目安にできます。これは計算例であり、必要な額や回数はご家庭で確認してください。

  1. 「設定」→「予算・給与周期」で、その周期に先に確保する「特別費の取り置き」を設定します。
  2. 特別費の画面で「帰省」などの目標と金額を記録します。
  3. 実際に別に確保した金額に合わせて「取り置き」を調整します。
  4. 支払い時は特別費の「取り置きから支払う」を使い、内容を確認して保存します。

予算設定の取り置きは、生活費の予算を計算するためのものです。個別の目標に実際に確保した金額は、別途記録します。こはるが預金を預かったり、銀行からお金を移動したりすることはありません。

取り置きと実際の支払いを、二重に数えない

生活費の予算は、収入から固定費・貯蓄・特別費の取り置きを引いて決めます。取り置き分から支払った費用を、さらに通常の生活費として記録すると、同じお金を二度差し引いてしまいます。

こはるでは、固定費の支払い操作や、特別費の「取り置きから支払う」から記録した支出は、生活費の残りからは重ねて差し引きません。実際に支払った記録は、分析の支出総額で確認できます。予定や目標を作っただけでは、支出総額には入りません。

たとえば生活費予算が150,000円のとき、取り置いていた家賃80,000円を固定費として支払っても、生活費の残りは150,000円のままです。その後、食費3,000円を通常の支出として記録すると、生活費の残りは147,000円になります。

支払いが増えたときは、予定と予算を一緒に確認

固定費の予定を追加するだけでは、予算設定の取り置きは自動で増えません。予定の合計と取り置きを比べ、必要に応じて「予算・給与周期」の配分も見直します。

特別費の取り置き残額を超える支払いは保存できません。先に確保済みの金額を確認して調整します。目標を削除しても、すでに保存した支払いの記録は残ります。

集計の期間は給料日に合わせて設定できます。パソコンで内訳を見返す場合は、Excel出力の手順と集計の確認点をご覧ください。